インフルエンザの潜伏期間はどのくらいの感染力があるの?
インフルエンザといえば、冬になると流行することが知られています。
家族間だけでなく、学校や会社などで流行することもあるので気をつけなくてはいけません。
そんなインフルエンザですが、かなりの感染力が考えられますね。
とくに気になるのは、インフルエンザに感染していても症状がでないと気づかない、潜伏期間にはどのくらい感染力があるのかということでしょう。
そこで、今回はインフルエンザの潜伏期間中の感染力についてご紹介しようと思います。
インフルエンザの潜伏期間はどのくらい?
インフルエンザの潜伏期間には、感染者自身も自分がインフルエンザに感染していることに気づかずに外出したりします。
ですから、その期間に感染力があると知らず知らずに周囲の人にインフルエンザをうつしてしまっている可能性があります。
インフルエンザは、感染者が咳やくしゃみをしてとんだ唾を吸いこんでしまったり、ウイルスの付着した手で触れたドアノブやスイッチなどを触れて、その手で自分の口や鼻などを触れてしまうことで感染します。
インフルエンザの感染から発症までの潜伏期間は1日~3日と言われています。
ただ、場合によっては1週間ほど潜伏することもあるようです。
体内に侵入したウイルスは、気道や肺に付着して数10分で細胞内に到達します。
そして、ウイルスはかなりのスピードで増殖して、24時間で1個のウイルスが100万個にまで増殖すると言われています。
この増殖の速さから、インフルエンザはすごいスピードで流行するというわけなのです。
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インフルエンザの潜伏期間の感染力は?
では、インフルエンザの潜伏期間にはどのような感染力があるのでしょうか?
感染力は発熱してから3日目がピークとなります。
ですが、潜伏期間中から感染力はあるので注意が必要なのです。
とはいえ、潜伏期間中は残念ながら自覚症状はほとんどありません。
ですから、インフルエンザに気づいて人との接触を避けることが難しいと考えられます。
とくに発熱前にはくしゃみや鼻水、のどの痛みといった風邪のような症状も見られます。
ですから、周囲でインフルエンザが流行している場合には、このような症状が出た時にはインフルエンザを疑ってもよいでしょう。
そして、急な発熱や倦怠感、頭痛があったら気を付けましょう。
もちろん、潜伏期間中の感染力は発症後ほど高い物ではありません。
インフルエンザの感染力がピーク前にインフルエンザと判断できれば、早く薬を飲んで感染を最小限に抑えることができるでしょう。
インフルエンザ潜伏期間中の症状は?
では、インフルエンザの潜伏期間中はどのような症状があるのでしょうか?
じつは、インフルエンザは潜伏期間中にはほとんど自覚症状がありません。
インフルエンザウイルスは、潜伏期間が短く直ぐに症状が現れます。
体内に入った1つのウイルスが24時間後には100万個に増殖します。
潜伏期間中には、まれに体のだるさがあったり、微熱や風邪のような症状がありますが、ほとんどは発症して始めて気づくことになります。
インフルエンザは潜伏期間中にもうつる
家族がインフルエンザに感染して潜伏期間中に気づかないでいっしょのタオルなどを使って感染することがあります。
感染力がピークとなるのは発症してから3日目といわれますので、発熱がはじまったら看病するお母さんもマスクを着用するようにしましょう。
潜伏期間には本人の自覚症状がないままウイルスを蔓延させてしまう可能性もあります。
とはいえ、潜伏期間中の感染力はそれほど強いわけではありません。
ですから、普段からしっかりと手洗いうがいをすることを習慣にすること。
咳やくしゃみが出る際にはマスクを着用することなどを気を付けて、自分も周囲に感染させないように気を付けましょう。
インフルエンザ潜伏期間などにウイルスの感染を防ぐ方法は?
ウイルスに感染しない為には、毎日の生活習慣に気をつけなくてはいけません。
栄養バランスの整った食事をして、しっかりと休息を取るようにしましょう。
さらに最も簡単でインフルエンザ予防の効果が高いと言われているのがマスクの着用です。
インフルエンザは、飛沫感染や接触感染で感染しますので、感染者の咳やくしゃみが空気中に浮遊していて、その空気を吸い込むことで感染します。
ですから、マスクをすることで感染を防ぐことができるのです。
また、接触感染にはこまめなうがいや手洗いが一番です。
インフルエンザの潜伏期間の感染力についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、インフルエンザの潜伏期間の感染力についてご紹介しました。
インフルエンザは、潜伏期間は短いですが潜伏期間に自覚症状がないことから知らずに周囲にうつしてしまう可能性もあります。
ですから、普段から気を付けていなくてはいけません。
潜伏期間にも感染力はそれほど強くはありません。
ですが、実際に症状が出始めたら、自分だけでなく周囲の人のことを考えてうつさないようにマスク着用などを心がけましょう。