インフルエンザ予防接種で腫れる理由、ひどいかゆみはいつまで続く?冷やす対処法

インフルエンザの予防接種で腕が腫れるのは副作用なの?対処法は?

寒い時期になると流行するインフルエンザ。

感染力が強いことでも知られているインフルエンザですが、さらに高齢者や乳幼児が感染すると重症化して命に関わることもあります。

ですから、できるだけインフルエンザに感染しないように予防接種などを受ける方が多いでしょう。

インフルエンザの予防接種はインフルエンザ感染を予防するだけでなく、もしもインフルエンザに感染しても重症化を防ぐことができると言います。

ですから、家族皆でインフルエンザ予防接種をうけるという方も多いでしょう。

けれども、どの予防接種も同じですがワクチンには副反応もあります。

ごくまれに間違えた対処によって症状を悪化させることがあるので気をつけなくてはいけません。

そこで、今回はインフルエンザ予防接種で腕が腫れる副作用や対処法についてご紹介しましょう。

インフルエンザ予防接種後の腫れは副反応?

インフルエンザの予防接種を受けることで、確実にインフルエンザ予防をしたいと思う人は多いでしょう。

でも、実際にインフルエンザの予防接種を受けたら、腕が腫れてしまったという経験のある方も少なくありません。

実は予防接種の時に医師から「腫れたら冷してください」と言われることもあります。

とはいえ、突然子どもの腕が腫れてしまったら心配になりますよね。

実は、インフルエンザ予防接種後に腕が腫れてしまう場合、心配のない腫れとちょっと心配な副作用があります。

通常の副作用による腫れの場合には、接種部位周辺が腫れたり、赤くなったりすることがあります。

これは軽度の副反応でインフルエンザワクチンに対する正当な反応です。

抗体ができている証拠なので心配はありません。

インフルエンザ予防接種を受けて接種部位の腫れや赤み以外にも発熱や悪寒頭痛などの副作用があります。

さらに、ワクチンに対するアレルギーがある場合には、じんましにゃ発疹がでることもあります。

インフルエンザ予防接種後に、とても重い副作用としては急性脳症は急性散在性脳脊髄炎やけいれんなどもあります。

このような症状がでるのはごく稀ですが、様子がおかしい場合にはすぐに病院で受診しましょう。

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インフルエンザの予防接種で副作用が現れる確率

インフルエンザで予防接種を受けると、接種部位の赤みや腫れのほかに、痒みや痛みといった症状が出る人がいます。

これは摂取した人の10~20%です。

発熱や悪寒、頭痛などの全身症状が現れるのは接種した人の5~10%と言われています。

これらの症状は2,3日で収まることが多いので、あまり心配することはありません。

インフルエンザ予防接種で腫れた時はどのように対処すればいいの?

それでは、インフルエンザ予防接種を受けて腕が腫れてしまった場合には、そのままにしておいていいのでしょうか?

医師からは腫れたら冷すようにアドバイスがあると思います。

氷や保冷剤などで急激に冷すことを考えてしまいますが、急激に刺激を与えてしまってはあまりよくありません。

そこで冷えピタのようなゆっくりと冷してくれるアイテムを活用しましょう。

ゆっくり冷すことで腫れだけでなく、痒みや痛みなども改善しやすいです。

また、筋肉注射ではなく皮下注射なので患部を揉まないようにしましょう。

腫れと共に痛みがある場合には、湿布を活用しましょう。

普段湿布で肌荒れする人は刺激が強いので控えた方がいいですが、それ以外の方にはオススメです。

湿布の代わりに濡れタオルで冷やしてもよいでしょう。

インフルエンザ予防接種で腫れたら避けたいこと

インフルエンザ予防接種を受けた後に腕が腫れてしまった。

そんな時は、すこし気をつけなくてはいけないことがあります。

たとえば、激しい運動です。

激しい運動によって血液の循環がよくなりすぎると、接種部位がさらに腫れてしまったり痒くなったりします。

ですから、正しく抗体を作るためにもインフルエンザ予防接種後は激しい運動は避けましょう。

また、入浴は行っても可合いませんが接種部位から菌などが入らないように注意が必要です。

接種後1時間たっても以上がなければ、お風呂に浸かっても構わないでしょう。

また、腫れた部分を引っ掻くことはやめましょう。

とくに入浴時にゴシゴシ洗う等は傷口を広げてしまいますので掻いたりしないようにしましょう。

さらにインフルエンザ予防接種の前後は、とくに緊急でなければ歯医者での抜歯や手術も避けるようにしましょう。

インフルエンザ予防接種で腕が腫れてしまうのは副作用かについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、インフルエンザ予防接種後に腕が腫れてしまった時の原因や対処法についてご紹介しました。

インフルエンザの予防接種で腕が腫れてしまった経験が有る方は少なくないでしょう。

一般的には2,3日で治るのでとくに問題のない副作用です。

けれども、まれに重篤な副作用もありますので、インフルエンザの予防接種を受けた後はしっかりと様子を診るようにしましょう。

また、腫れが気になる場合にはご紹介したように冷すと腫れも収まり、痒みなども改善されるでしょう。