インフルエンザの主な症状であるのどの痛みと対処法!
冬になると毎年流行するインフルエンザ。
今年も流行することでしょう。
インフルエンザの主な症状としては、皆さんご存知の急な高熱や筋肉痛や関節痛などがありますね。
そして、時にはのどの痛みを感じる方も少なくありません。
とくにインフルエンザの場合には、のどの痛みは初期よりは治りかけにでる症状ともいえます。
インフルエンザによる喉の痛みとは?
インフルエンザの初期症状と知られるのは高熱や筋肉痛・関節痛といった全身症状ですね。
また、倦怠感や食欲不振といった症状も見られる人が多いでしょう。
その後に、のどの痛みや鼻づまりといった呼吸器の症状が出てきます。
この症状が出てくるころになると、インフルエンザも治りかけの状態になります。
一般的な風邪の症状と違うのがこの喉の痛みが治りかけということです。
喉の痛みは、のどや鼻の粘膜のダメージを受けて炎症が起きたことが原因となっています。
ですから、傷ついた粘膜はウイルスや細菌が侵入しやすい状態となっています。
インフルエンザはそれをきっかけにして合併症を引き起こすこともあるので、喉の痛みは治りかけの症状ですがしっかりと経過観察しておきましょう。
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インフルエンザによる喉の痛みの対処法は?
インフルエンザの治りかけでのどの痛みを感じた場合にはどのように対処すればよいのでしょうか?
ここで、ロキソニンやカロナール等の解熱鎮痛薬を服用される方もおられますが、こうした薬はなるべく使わないようにした方がいいです。
身体に余計な負担がかかり、インフルエンザが治るのが遅くなる恐れがありますし、脳症を併発する危険があるとされています。
それでは薬を使わない対処法をご紹介していきます。
湿度を保つ
まず、一つ目は湿度を保つことが大切です。
基本的にインフルエンザに感染したら、インフルエンザウイルスが活動しずらい湿度を保つことが大切です。
また、乾燥していると喉には大敵になりますので湿度を保つことが大切になるのです。
インフルエンザの症状としてのどが痛くなった場合には、少し高めの湿度がおすすめです。
通常は60%ぐらいが適湿ですが、のどに痛みがある場合には70%程度に保つと良いでしょう。
できれば加湿器だけでなく空気清浄器を併用して使うとウイルスを除去することもできるのでおすすめです。
外出する際には、マスクを着用してのどの粘膜の湿度を保つようにしましょう。
栄養補給
二つめは、栄養補給をしっかりすることです。
喉が痛いとあまり食欲がないという方も多いと思いますが、しっかりと栄養補給することも大切です。
とくに消化が良く、温かいものを食べると食べやすいでしょう。
温かいものを食べるとのどや鼻の粘液の分泌を活発にしてくれますので、すこしのどの痛みも楽になります。
どうしても食欲がなくて食べられない時は、つるんと食べ易いゼリーやプリンなどを食べるとよいでしょう。
のど飴
三つめは、のど飴をなめることです。
ウイルスを防ぐためにも大切な働きをしてくれる唾液の分泌を促すためにはのど飴を食べることでのどを占められるとよいでしょう。
医師にトローチを処方されることもあると思いますが、市販ののど飴でも構いません。
うがい手洗い
四つ目は、うがい手洗いを徹底することです。
喉が痛い時はどうしてものどが乾燥している状態にあります。
ですから、定期的にうがいをすることでのどを潤すことができますのでのどの痛みや不快感を和らげてくれます。
また、うがいをすることで炎症を抑える効果もあるのでのどが痛いときこそしっかりとうがいをしましょう。
手洗いは食事などの際に、ウイルスを体内に入れないようにするだけでなく、自分自身から他の人へのウイルスがうつることも防いでくれます。
普段からうがいや手洗いはしっかりと徹底することで、予防効果があります。
手洗いはこまめに石鹸であらうことでウイルスの侵入を予防することができます。
インフルエンザで咳を伴う喉の痛みがあるときは?
インフルエンザによってのどの痛みがある時に、咳も伴っている場合があります。
その時には、できるだけ冷たい飲み物は避けて温かい飲み物を飲むようにしましょう。
体があたたまると咳は出にくくなります。
また、温かい飲み物にハチミツをいれて飲むと炎症を抑える効果もありますのでおすすめです。
インフルエンザによるのどの痛みと対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、インフルエンザによるのどの痛みやその対処法についてご紹介しました。
インフルエンザの初期症状は高熱や全身症状ですが、しばらくすると他の症状もでてきます。
インフルエンザの治りかけにでてくる症状のひとつがのどの痛みです。
のどの痛みは、食事がのどを通りにくくなったりと想像以上につらい場合もあります。
今回は、そんなのどの痛みの対処法としていくつかご紹介しました。
どれも簡単にできることなので、のどの痛みがあるときは、ぜひ実践してみてください。
もちろん、インフルエンザののどの痛みもあまり長く続くようならほかの合併症などの心配がありますので早めに受診するとよいでしょう。