インフルエンザの症状と風邪の症状の違いが知りたい!
毎年冬になると大流行するインフルエンザ。
会社や学校などではやり始めると、自分もうつるのではないかと心配になりますね。
また、電車やデパートなど人が多く集まるところも心配です。
そんなインフルエンザですが、実際にはインフルエンザにかかっているのに風邪と勘違いして会社や学校に来てしまう人もいます。
風邪と勘違いすることで多くの人にインフルエンザをうつしてしまうことも考えられますし、自分自身も悪化させてしまう心配があります。
ですから、インフルエンザと風邪の症状をしっかりと見分けることが大切なのです。
そこで今回は、インフルエンザの症状と風邪の症状の違いや処置方法の違いをご紹介しようと思います。
インフルエンザの症状は?
では、まずインフルエンザの症状から確認していきましょう。
インフルエンザは、普通の風邪とは異なり、突然38度以上の高熱が出たり、関節痛や筋肉痛などの症状がでます。
くわしいインフルエンザの症状をご紹介します。
インフルエンザに感染すると、約1日~3日の潜伏期間の後にインフルエンザを発症します。
続く約1日~3日の間に突然38°以上の高熱が出たり、全身に倦怠感がでたり、食欲不振などの全身症状が強く表れるのがインフルエンザです。
その後、咳やのどの痛み、鼻水といった呼吸器症状が現れます。
また、腰痛や吐き気などの消化器症状が現れる場合もあります。
このような症状が出て10日前後で症状が落ちつき、治癒することがほとんどです。
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普通の風邪の症状は?
それでは、一般的な風邪にはどのような症状があるのでしょうか?
インフルエンザは季節性のもので、日本では11月頃から流行し始めて、3月頃までつづきます。
それに対して普通の風邪は、1年中見られるものです。
風邪の多くは、発症後の経過がとても緩やかです。
発熱がある場合も軽度で、くしゃみやのどの痛み、鼻水、鼻づまりといった症状が一般的です。
これに対してインフルエンザを見てみると突然の高熱、全身の倦怠感、食欲不振などが一般的な風邪との違いです。
インフルエンザと風邪の見分け方は?
それでは、実際に体調が悪い時にインフルエンザか風邪かを見分けるポイントはどこにあるのでしょうか?
上でもご紹介したようにインフルエンザの場合には季節性ですので11月頃から3月頃までとなっています。
ですから夏場などは一般的な風邪ということが多いでしょう。
インフルエンザが流行している時期に38度前後の高熱が出た時にはインフルエンザを疑いましょう。
インフルエンザの可能性がある場合には解熱剤を飲むことは避けた方がいいでしょう。
とくに子供の場合には、解熱剤を飲むことでインフルエンザ脳症や脳炎になることがあります。
風邪かインフルエンザか分からない時には、病院を受診して薬を処方してもらうようにしましょう。
インフルエンザを見分けるポイント
インフルエンザが疑われる場合には、次のポイントをチェックしてみましょう。
1.突然38度前後の高熱が出た
2.全身の関節や筋肉が痛い
3.頭が痛い
4.全身にだるさがある
5.のどの痛みや咳、鼻水の症状がある
6.身近な人や学校、会社でインフルエンザが流行っている
7.睡眠不足である
8.室内が乾燥している
9.通勤・通学で人混みの多いところにいる
10.帰宅後のうがいや手洗いをしていなし
これらのチェックポイントで当てはまるものがいくつもあるようならインフルエンザと考えられますので早めに受診しましょう。
インフルエンザを予防しましょう
インフルエンザは毎年冬になると流行することがわかっていますね。
仕事や学校をお休みすることになりますので、できれば予防しておきたいものです。
インフルエンザ予防に一番いいのは予防接種を受けることです。
インフルエンザの予防接種は、インフルエンザの感染自体をゼロのすることはできませんが、インフルエンザにかかっても重症化することを防ぐことができます。
ですから、インフルエンザの予防接種を受けていない人より症状も軽い場合が多いです。
また、インフルエンザ予防だけでなく一般的な風邪予防にも効果がある手洗い・うがいは習慣化しておくとよいでしょう。
インフルエンザの症状と風邪の症状についてのまとめ
いかがでしたか?
今回はインフルエンザの症状と風邪の症状の違いや見分け方についてご紹介しました。
インフルエンザも風邪のような症状があるので一見見分けにくいと考えられます。
けれども、インフルエンザで一番わかりやすいのが高熱がでることでしょう。
また全身症状が多いことでも風邪とインフルエンザを見分けることができます。
もちろん、自分で判断することで治療をせずに、お医者さんに診てもらうことが大切ですから、インフルエンザが疑われる場合には早めに受診して適切な対処をしましょう。