
休日や夜間にインフルエンザの症状がでたらどうしたらいいの?
インフルエンザが流行する冬がやってきます。
インフルエンザは、突然の高熱から始まって筋肉痛や関節痛、頭痛、そしてのどの痛みなど辛い症状がつづきます。
ですから、できればインフルエンザには感染したくないですよね。
インフルエンザに感染しないためにさまざまな予防法を取りいれている方も多いと思います。
けれども、インフルエンザ予防に効果的といわれている予防接種を受けても、100%インフルエンザを予防することはできません。
とくに、インフルエンザ症状が休日や夜間に出た時にはどうしていいか困ってしまいますね。
そこで、今回はインフルエンザ症状が休日や夜間に出てしまった時の対処法などを御紹介しようと思います。
インフルエンザってどんな人がかかりやすいの?
まずは、インフルエンザについてご紹介しておきましょう。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスが気道や気管支の粘膜細胞へ感染することで発症します。
インフルエンザが発症すると、38度以上の高熱が出たり、悪寒や寒気、強い関節痛や筋肉痛、頭痛などがあります。
これらのインフルエンザの症状は、インフルエンザの予防接種を受けることで軽くすることもできます。
インフルエンザにかかりやすい人ですが、5歳から15歳未満の子どもの発症率が多いと言われています。
つまり多くは学校で感染しているのです。
インフルエンザによる死亡率は、60代から上がり80代から急激に上がります。
インフルエンザでの死亡は、初期症状ではなく重症化することで肺炎などを併発することが理由です。
インフルエンザが発症した時の対処法は?
インフルエンザの症状が感じられたときには、発症後48時間以内に病院でインフルエンザ治療薬を処方してもらいましょう。
病院に行けない場合には、市販のインフルエンザに効果のある薬を使うこともできます。
インフルエンザの場合に、使いない成分もありますので注意が必要です。
そして、脱水症状などに気を付けて安静にすることが一番です。
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休日や夜間にインフルエンザを発症した場合は?
では、休日や夜間など病院がやっていない時間にインフルエンザが発症した場合にはどのように対処すればよいのでしょうか?
上でご紹介したように病院に行けない場合の対処法を活用してください。
小さな子どもなどの急な発熱などで気になる場合には、便利な機関が幾つかあります。
たとえば、小児救急電話相談です。
これは、急な子供の病気の対応方法について、小児科医や看護師に電話で相談できる機関です。
各都道府県に相談窓口がありますので、調べておくとよいでしょう。
また、各市町村など自治体が運営している病院の救急外来がありますのでチェックしておきましょう。
私立病院でも救急外来がある病院では、休日や夜間でも診療を行っているところがあります。
市販の薬を使う時には注意しなくてはいけません。
インフルエンザの時に使用できる薬は、アセトアミノフェン系の薬です。
解熱や痛み止めのために使用できるのがアセトアミノフェン系の薬です。
アセチルサルチル酸、アスピリン、エテンザミド、アセチルアミドなどの成分は使用できませんので注意が必要です。
市販の薬を購入する場合には、インフルエンザであることを薬剤師に相談するとよいでしょう。
インフルエンザの自宅でできる治療法は?
では、インフルエンザが発症したら自宅ではどのように治療することができるでしょうか?
インフルエンザで大切なことは、インフルエンザ治療薬を処方されたらしっかりと最後まで飲むことです。
インフルエンザ治療薬を服用すると1,2日で症状が改善されます。
症状が改善されると安心して残りの薬を飲まない人がいますが、最後までしっかり飲むことで再発防止できます。
高熱に対する脱水症への対処もします。
インフルエンザで高熱が出た場合には、胃腸などが弱っている状態です。
下痢やおう吐などの症状がある場合にも脱水症状になりやすいので水分をしっかりと補給しましょう。
脱水症状の対策としては、水分摂取とミネラル接種を同時に行うことが大切です。
スポーツドリンクや経口補水液を上手に活用しましょう。
家族など周囲の人への感染を避けるためにできるだけ離れたところで過ごすようにしましょう。
看病してくれる人にはマスクを着用してもらうことも大切です。
このように、休日や夜間にインフルエンザに感染したら自宅で出来ることを行ってみましょう。
休日や夜間にインフルエンザになった時の対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、休日や夜間にインフルエンザが発症したときの対処法をご紹介しました。
インフルエンザは、発症してから48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用することが大切です。
けれども、休日などではなかなか難しいこともあります。
そんなときには、家でできることを行って安静にしているのが一番です。
もちろん、救急受付をしている病院が近くにある場合には、受診しましょう。