子供のインフルエンザの検査をするタイミングは?注意点は?
子供がインフルエンザのような症状があるときには、すぐにでも病院に連れて行きたいと思いますよね。
実際に私も子どもが幼稚園生の時に、夜に急に高熱がでてインフルエンザのような症状があったので救急を受診したことがあります。
けれども、検査を受けるには発症からの時間が早すぎたためインフルエンザを確定することはできませんでした。
みなさんもインフルエンザはあまり早すぎると検査ができないという話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
そこで、子供のインフルエンザの検査のタイミングや検査を受ける際の注意点などを御紹介しようと思います。
インフルエンザ検査はタイミングがポイント
子供がインフルエンザっぽい症状だけれど、どのタイミングで検査を受ければいいのか分からない方も多いでしょう。
インフルエンザにかかったかどうかを判断するためには病院の検査キットで検査されます。
この検査は、のどや鼻といった粘膜から粘液をとって、ウイルスが検出されるかを調べます。
15分程度で結果がでるのでとても便利な検査キットです。
けれども、この検査には精度に多少の問題もあるとされています。
インフルエンザにかかってすぐだと陽性反応がでないことがあります。
これはウイルスの数で結果を出すために、ウイルスの数が少なくて反応しないのです。
インフルエンザのウイルスは驚くほどの速さで増殖していきます。
ですから感染して8時間後には100個に増殖し、1日後には数100万個にもなると言われます。
そのためインフルエンザの検査にはタイミングがポイントと言われているのです。
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インフルエンザ検査の一番いいタイミングは?
では、実際にインフルエンザの検査と受ける際にはどのタイミングで受ければよいのでしょうか?
基本的にはインフルエンザ発症後12時間から24時間以上が経過している事がポイントと言われます。
けれどもインフルエンザの薬である抗インフルエンザ薬の効果があるのはインフルエンザの症状が出たから48時間以内と言われます。
ですから、検査が遅すぎると薬が効かなくなってしまうのです。
そこで、インフルエンザらしい症状である高熱が長時間続いたり、悪寒や全身の関節痛などがある場合にはインフルエンザの可能性が高いので受診しましょう。
インフルエンザの検査を受ける際の注意点は?
では、実際にインフルエンザの検査を受ける際にはどのようなことに注意をすればいいのでしょうか?
インフルエンザの検査は流行しているから受けてみるとか、治ったかどうかを確認する為に受けることはやめましょう。
インフルエンザらしい症状がいくつか見られる場合には、しばらく様子を診てから受診するようにしましょう。
インフルエンザと検査で診断されてからの注意点は?
では、検査によってインフルエンザと診断されてからはどのようなことに注意をすればいいのでしょうか?
基本的にインフルエンザになると高熱がありますが安静にしていることで自然治癒します。
ですから、必ずしも抗インフルエンザ薬を服用しなくてはいけないわけではないのです。
また、抗インフルエンザ薬を処方されたら自己判断で中断したりすることも避けましょう。
抗インフルエンザ薬を中断すると、またインフルエンザの症状が出てしまい、その後服用を開始しても効果が無い場合もあります。
そうすると治癒までに余計時間がかかってしまうので気をつけなくてはいけません。
また、発症してから48時間を超えていると抗インフルエンザ薬が効かないので対症療法と細菌の二次感染対策が治療となります。
インフルエンザらしい症状で検査をしてもインフルエンザと診断されなかった場合には、他の病気が潜んでいる可能性もあります。
子供の体調の変化などがすぐにわかるように気になったことはできるだけメモしておくようにしましょう。
インフルエンザの検査は何科でうけるのか?
ここまでインフルエンザの検査についてそのタイミングなどを御紹介しましたが、実際に何かを受診すればよいのでしょう。
基本的にはインフルエンザの検査は内科で受けることができます。
また、簡易的なインフルエンザの検査をすることは他の科でも可能なこともあります。
ただ子供の場合にはその後の治療の事も考えてできればかかりつけの小児科を受診するとよいでしょう。
子供のインフルエンザ検査を受けるタイミングまとめ
いかがでしたか?
今回は、子供がインフルエンザ検査を受けるタイミングや注意点についてご紹介しました。
子供がインフルエンザらしい症状が出ている場合、また学校でもインフルエンザが流行している場合には、インフルエンザかなとお母さんも気づくでしょう。
ただ、あまりに早く検査に行くとしっかりと判断できずに、翌日また来るように言われることもあります。
実際にわが家でも娘が心配で早く検査にいきすぎて、結局は翌日再検査することになったことがありました。
ですから、心配なのはわかりますが症状がでてから少し様子をみてから受診するようにしましょう。