インフルエンザ予防にマスクの有効性は?効果的な付け方、選び方

インフルエンザ予防にマスクを着用!どのくらいの効果があるの?

インフルエンザは感染すると38度以上の高熱、頭痛や筋肉痛と言った全身症状が現れて大変です。
ですからできるだけインフルエンザには感染したくないですよね。

そこでインフルエンザ予防をしっかりと行っているという方は多いと思います。

インフルエンザ予防と言えば、インフルエンザの予防接種や手洗いうがい、そしてマスクの着用などが思い浮かびます。

とくにマスクの着用をしている人は多く見かけますが、このマスクの着用によってインフルエンザはどの程度、予防することができるのでしょうか?

今回は、気になるインフルエンザ予防とマスクの効果について御紹介しようと思います。

インフルエンザ予防にマスク着用は効果があるの?

インフルエンザ予防のためにマスクを着用している方は少なくないでしょう。

手洗いやうがいを徹底して、マスクを着用することでインフルエンザ予防はどのくらいできるのでしょうか?

一般的にドラッグストアなどに売られているマスクにはさまざまな種類があります。

けれども、どのマスクも基本的には役割は同じです。

もちろん、マスクの機能などによって価格はさまざまですが、何より大切なのはインフルエンザウイルスの侵入を防ぐことと、ウイルスの拡散を防ぐこと、さらに乾燥を防ぐことです。

インフルエンザといえば、感染症の一種です。

インフルエンザウイルスが呼吸器官に侵入することで感染して発症します。

インフルエンザウイルスは、身の回りに触れて感染する接触感染やウイルスがくしゃみや咳などにのって感染する飛沫感染などによって感染します。

接触感染については、こまめに手を洗うことで防ぐことが可能ですが、空気中に浮遊するインフルエンザウイルスの侵入を防ぐにはマスクが効果的です。

また、インフルエンザに感染している人が感染を拡大させないためにもマスクの着用は効果があります。

「咳エチケット」という言葉をご存知でしょうか?

咳エチケットとは、厚生労働省がインフルエンザの感染拡大を防ぐために呼びかけているものです。

インフルエンザウイルスの多くが咳やくしゃみによって飛沫感染することが多いために、インフルエンザに感染している者は周囲への空気感染や飛沫感染を防ぐためにマスクを必ず着用することがエチケットとされています。

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乾燥予防にもマスク着用が効果的

インフルエンザは、気道内が乾燥した状態にあると感染しやすいといわれています。

とくにインフルエンザが流行する冬は空気が乾燥していますので、のども乾燥しがちです。

気道内が乾燥した状態だと、異物の侵入を防ぐことが難しくなります。

そこでマスクを着用することで喉に適度な湿度を保って、乾燥を防ぐことができます。

マスク着用はのどにも優しいので、体調が悪い時だけでなく、のどを乾燥から守るためにも大切ということです。

インフルエンザ予防に正しいマスクの着け方は?

インフルエンザ予防にマスクを着用している方は多いのですが、せっかくマスクを着用していても効果が半減してしまうような着け方をしている方がいます。

ここで、マスクの正しい着け方も覚えておきましょう。

マスクは隙間を作らないように装着します。

マスクを着けるときには、自分の顔にあったサイズを選ぶことが大切です。

大きすぎたり小さすぎると隙間を作ってしまいますから効果が半減してしまいます。

マスクを着けるときには、インフルエンザウイルスの侵入や拡散を防ぐために隙間を作らないようにマスクと顔が密着していることが大切です。

鼻から口元だけでなく、頬や顎まですっぽりと覆うことができるようにマスクを着けましょう。

隙間を作らないことで密着度が高まりますので保湿性もあがり、乾燥予防にも効果が高まります。

隙間ができているかをチェックするのは、マスクを着けて両手で口元を覆って長く息を吐いた時にマスクの周辺から息が漏れていなければ大丈夫です。

インフルエンザ予防には同じマスクを2日以上使わない

インフルエンザ予防のためにマスクを着用する際に気をつけなくてはいけないこと。

その一つが、同じマスクを何日も着用しないことです。

とくに予防のために着用している場合には、見た目はキレイでしょう。

けれども1日使ったマスクにはウイルスや汚れが付着しています。

これをもう一度使うことでウイルスの感染リスクが高まってしまいます。

マスクについた汚れが皮膚に付着することも考えられます。

マスクは必ず、毎日新しい清潔なものを使うようにしましょう。

また、マスクを外したときには直ぐに手を洗うようにしましょう。

マスクを外す時にマスクに付着したウイルスが手に付着していまうことが考えられます。

せっかくマスクでウイルスの侵入を防いでも、手についたものから感染してしまっては意味がありません。
直ぐに手を洗うようにしましょう。

インフルエンザ予防にマスク着用がどのくらい効果があるのかについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、インフルエンザ予防のためにマスクを着用することがどのくらいの効果があるのかということをご紹介しました。

やはり、マスクを着用しないよりは着用した方がインフルエンザ予防だけでなく、乾燥予防や感染拡大を防ぐためにも効果があることがわかりました。

正しいマスクの着用方法でしっかりとインフルエンザを予防したいものです。