インフルエンザによる鼻水症状と対処法について知りたい!
冬になるとインフルエンザが流行しますね。
インフルエンザの症状には、特徴的なものとして突然の高熱や全身症状があります。
けれども、インフルエンザには風邪のような鼻水や鼻づまりといった症状がでることがあります。
インフルエンザの時には、鼻水以外にもさまざまな症状がありますが、鼻水や鼻づまりは集中力を欠くことにもなります。
今回は、そんなインフルエンザによる鼻水や鼻づまりの症状や対処法についてご紹介しましょう。
インフルエンザによる鼻水や鼻づまりの症状は?
インフルエンザにかかるとさまざまな症状が現れます。
その一つが鼻水や鼻づまりです。
一般的な風邪でも鼻水や鼻づまりの症状がよくありますね。
基本的に一般的な風邪の場合には、鼻水は初期症状として現れることが多いです。
けれども、インフルエンザによる鼻水の場合には、後半からひどくなることがあります。
この鼻水の色は、黄色や緑色である場合には、症状がさらに悪化した状態となっています。
黄色や緑色の場合には、体の中に入った細菌と闘った白血球の死骸です。
ですから、この色の鼻水は細菌に感染したことがわかるものなのです。
[ad#co-1]
インフルエンザによる鼻水症状の対処法は?
インフルエンザによって鼻水症状がある場合には、どのような対処法があるのでしょうか?
鼻水がインフルエンザが原因とわかっている場合には、基本的に抗インフルエンザ薬で治療を行います。
ですから、鼻水だけの治療をするわけではありません。
とはいえ、鼻水の蝶帯によっては細菌に感染していることが分かる場合や急性の副鼻腔炎などの場合もあります。
その場合には、抗生物質を処方されることもあります。
では、自分でもできるインフルエンザによる鼻水症状の対処方法もご紹介しておきましょう。
インフルエンザによる鼻水症状の対処法1
ひとつめは、鼻を温めることです。
鼻を温めるという経験はあまりないかもしれませんが、実は鼻を温めることで鼻の穴が広がります。
鼻の穴が広がると粘膜の血行がよくなるので一時的ではありますが鼻づまりが解消されることがあります。
これは、どのような方法で温めてもよいのですが、蒸しタオルを使ってもいいですし、カイロでもよいでしょう。
温かい飲み物をカップに入れてその湯気を吸いこむことでも同様の効果が得られます。
インフルエンザによる鼻水症状の対処法2
二つめは、わきの下を圧迫することです。
鼻水が出ている時の状態は鼻の粘膜が腫れている状態です。
そこで交感神経を刺激して血管を収縮することが大切です。
脇の下を圧迫することで反対側の交感神経を刺激することができます。
ではどの様にわきの下を圧迫するかというと、テニスボールなどをわきの下に挟んで圧迫します。
鼻が詰まっているのと反対側の脇の下を圧迫しましょう。
インフルエンザによる鼻水症状の対処法3
三つめは、鼻うがいです。
鼻うがいにはちょっと抵抗がある方もあると思いますが、これもとても効果がありますので、ぜひ覚えておきましょう。
インフルエンザや風邪予防にも効果がある鼻うがい。
そのやり方には注意が必要です。
まず、生理食塩水を用意しましょう。
ゆっくりと片方の鼻の穴から吸い込んで口からだします。
これを交互に行うことで鼻がすっきりします。
気をつけなくてはいけないことは、過剰な鼻うがいは身体が本来持っている自浄作用を妨げるのでやりすぎに注意しましょう。
インフルエンザによる鼻水症状の対処法4
もうひとつは、つぼを押すことです。
鼻づまりを解消してくれるつぼがあるのをご存知でしょうか?
鼻づまりを解消してくれるのは、迎香と晴明というツボです。
迎香は、小鼻のすぐわきに少しへこんだところで、晴明は、鼻の付け根の両脇にあります。
ツボを押す際には、左右の人差し指どうしを約30回ほど擦り合わせて温めます。
つぎに鼻筋の両側を晴明から迎香まで上下にさすります。
晴明を親指と人差し指を当ててつまむようにして押してもんだり、迎香を鼻の両脇から挟むようにして優しくおしてもよいです。
インフルエンザによる鼻水の合併症は?
インフルエンザが原因の鼻水ですが、ほかの症状を併発している可能性もあります。
その一つが、副鼻腔炎です。
副鼻腔炎は鼻のまわりの骨である副鼻腔という部分が炎症を起こして、鼻づまりや鼻水がでる病気のことです。
副鼻腔の粘膜に細菌やウイルスが感染して炎症を起こしますが、鼻づまりや鼻水のほかに咳や頭痛などの症状もでます。
インフルエンザによる鼻水症状と対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、インフルエンザによる鼻水症状と対処法についてご紹介しました。
インフルエンザによる鼻水や鼻づまりの症状は、インフルエンザの後半からひどくなる症状です。
熱は下がってきている時期なので体自体は楽になってきているとはいえ、鼻水がつづくと集中力が衰えたりして辛いことには変わりがありません。
そんな鼻水や鼻づまりを解消する方法はいくつかあります。
今回ご紹介したものは、どれも自分で自宅で対処することができるので、ぜひ挑戦してみてください。