インフルエンザを他の人にうつさないためには咳エチケット!
インフルエンザが流行する冬。
もちろん、インフルエンザ以外の風邪やウイルス性の胃腸炎なども流行しますね。
インフルエンザに感染しないように予防することも大切ですが、もし自分がインフルエンザになっても他の人にうつさないマナーも大切です。
そこで、今回はインフルエンザを他の人にうつさないためのマナーをご紹介しましょう。
インフルエンザかな?と思ったら!
インフルエンザの代表的な症状として急激な38度以上の高熱があります。
また、咳やのどの痛み、全身の倦怠感などインフルエンザを疑われる症状がある場合には早めに医療機関を受診しましょう。
とくに気を付けないといけない症状があります。
・けいれんしたり、呼びかけにこたえない。
・呼吸がはやくて息切れしている
・呼吸困難
・顔色が悪い
・嘔吐や下痢がつづく
・症状が長引いている
・胸の痛みがある
このような症状がある場合にはすぐにでも医療機関を受診する必要があります。
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インフルエンザと分かったらするべき事
インフルエンザを疑う症状があり医療機関を受診したらインフルエンザと確定した。
その時にはどのようなことを心掛ければいいのでしょうか?
まずは、安静にすることが大切です。
高熱があり、倦怠感などもありますので睡眠を充分いとって安静にすることが大切です。
また、インフルエンザは高熱が出やすいので発汗による脱水症状を防ぐためにできるだけこまめに水分補給をする必要があります。
さらに、医師に処方された薬はしっかりと用法・容量を守って最後まで服用するようにしましょう。
インフルエンザが治っても他の人にうつさなマナー
実は、インフルエンザは熱が下がってもまだインフルエンザウイルスが体内に残っている状態です。
ですから周りの人にうつさないためにマナーを守らなくてはいけません。
熱が下がった後もインフルエンザの潜伏期間があるので、周囲の人への感染を防ぐため数日は学校や仕事は休んで自宅療法するとよいでしょう。
さらに、気をつけなくてはいけない咳マナー。
皆さんは咳エチケットをご存知でしょうか?
インフルエンザの熱が下がってもまだくしゃみや咳の症状がある時には、飛沫でウイルスを感染させてしまうかもしれません。
そこで大切なのが咳エチケットです。
咳エチケットでは、くしゃみや咳が出ている期間はマスクを着用します。
使用後のマスクはそのまま放置せずにゴミ箱に捨てましょう。
マスクの着用方法にも注意が必要です。
マスクは、鼻の部分に隙間があったり、顎の部分が出ているとあまり効果がありません。
鼻と口の両方をしっかりと覆うように着用しましょう。
マスクを着用していない時には、くしゃみや咳がでそうになったら周囲にかからないように顔をそらしてティッシュなどで口と鼻を覆います。
そして口と鼻を覆ったティッシュは直ぐにゴミ箱に捨てましょう。
また、くしゃみや咳の飛沫を考えるとなるべく周囲の人から離れることも効果的です。
そして、くしゃみや咳を抑えた後は、しっかりと石鹸で手を洗ってウイルスの付着を防ぎましょう。
インフルエンザを人にうつさないために出来ること
インフルエンザウイルスは、熱が下がった後でも感染の恐れがあります。
ですから、潜伏期間を考えて完全に感染しない時期までは周囲にうつさないために気をつけなくてはいけません。
そこで咳エチケットをご紹介しましたが、ほかにもできることがあります。
たとえば、人混みや繁華街への外出を控えることです。
熱が下がっても数日間はインフルエンザウイルスが体内に残っていることを考えて不要不急の外出は控えましょう。
人混みや繁華街への外出は、自分が元気だと思っても周囲に感染させる可能性を考えて避ける方がよいでしょう。
また、家族がインフルエンザに感染した場合も自分も感染している可能性を考えて外出などはできるだけ控えるようにするとよいでしょう。
インフルエンザを他人にうつさないための咳エチケットについてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、インフルエンザを他人にうつさないために大切な咳エチケットについてご紹介しました。
インフルエンザは感染して一番特徴的な症状である熱が下がると治ったと考える人も多くいます。
けれども、熱が下がってもまだ体内にインフルエンザウイルスがのこっている状態です。
ですから、周囲にうつしてしまう可能性があるのです。
そこで潜伏期間を考えて、咳やくしゃみが出ている間は咳エチケットを守ること、外出を控えることなどを心がけましょう。
自分自身が感染してもつらいインフルエンザ。
できれば、周囲の人にもうつさないように心がけたいものです。
ぜひ、今回の記事を参考にして咳エチケットを守ってください。