正しいうがいや手洗いでインフルエンザを予防しよう!
インフルエンザが流行する季節がやってきます。
毎年、インフルエンザ流行に備えてさまざまな予防策が紹介されています。
とくにインフルエンザワクチンを接種するという方は多いと思います。
そして、インフルエンザ予防のために手洗いやうがいを習慣としている方も多いでしょう。
でも、このうがいや手洗いは間違った方法で行ったらあまり効果がないんです。
そこで、今回は正しいうがいや手洗いの方法をご紹介します。
正しいうがいや手洗いの方法を憶えて、しっかりとインフルエンザ予防をしましょう。
正しいうがいでインフルエンザウイルスを洗い流そう
みなさんもご存知のようにインフルエンザは咳やくしゃみなどで飛び散った空気中のウイルスを口や鼻から吸い込むことで感染する飛沫感染が多いです。
実は咳やくしゃみは目には見えないけれど3~5メートルの距離に飛散すると言われています。
ですから、インフルエンザ感染者が家庭や学校などにいて咳をすると過ぎ近くにいなくても感染する可能性があるのです。
また、インフルエンザは体内の細胞で増殖することで発症します。
ですから、発症する前にウイルスを除去することができれば発症しないこともあるのです。
では、インフルエンザウイルスはどこに付着するのでしょうか?
それは、喉が一番多いと言われています。
インフルエンザウイルスが好んで付着して増殖するのがのどや気管支ということで、しっかりとうがいをすればウイルスの増殖を抑えることができるのです。
とはいえ、正しいうがいをしなければ意味がありません。
そこで、ここで正しいうがいの方法をご紹介しておきましょう。
<正しいうがいの方法>
1.口の中を洗い流すのでくちに水を含んだら2,3回強めにうがいをする。
ぶくぶくする感じです。
2.次に上を向いて口を開けて、声を出しながらのどの奥を15秒ほどうがいする。
ガラガラとする感じです。
3.さいごにもう一度2度目と同じように喉の奥を15秒ほどうがいする。
これで、喉の奥に付着したウイルスを洗い流します。
喉の奥まで水が届くようにイメージしましょう。
このようにして正しいうがい方法を取りいれることで喉に付着したウイルスを洗い流しましょう。
帰宅後や人が集まった場所から帰った時はしっかりとうがいをしましょう。
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正しい手洗いでインフルエンザ予防
インフルエンザ予防に手洗いを徹底している方も多いと思います。
この手洗いも正しい方法でなければあまり意味がありません。
インフルエンザでは、手に付着したウイルスを体内に取り込んでしまう接触感染があります。
これをしないように手洗いもこまめに行いましょう。
インフルエンザ予防には水洗いだけではウイルスがのこりやすいので、できれば石鹸を使うようにしましょう。
石鹸には界面活性剤という皮膚から汚れやウイルスを浮かして落とす成分が含まれています。
ですから、石鹸を使うことでよりウイルス除去効果が高くなります。
とくに学校や会社など人が多く集まる場所から帰った時、インフルエンザ感染者が周囲にいる時、咳をしたり鼻をかんだ後は必ず手を洗うようにしましょう。
<正しい手洗いの方法>
1.水で一度手を洗います。
2.次に石鹸をよく泡立てます。
泡立てた石鹸を手のひらと甲にまんべんなく行き渡らせるように洗っていきます。
手首もしっかりと洗いましょう。
3.とくに指先や指の間、親指の周り、手首や手のしわの部分は洗い忘れないようにしっかりと洗っていきましょう。
4.洗い終わったら流水でしっかりと洗い流します。
接触感染を予防する為にハンカチやタオルは自分専用のものにしましょう。
また、手洗いのあとにアルコール消毒をするとよろ効果的です。
手洗いができない場所などでは除菌ジェルを持っておくと便利でしょう。
首元を温めて免疫力をアップしよう
手洗いうがいの正しい方法がわかったら、他の予防法も取りいれていきましょう。
まずは、免疫力を上げることが大切です。
私たちの身体は免疫システムがいつも働いています。
この免疫システムのおかげで多少のウイルスや細菌が体内に入ってきても感染症になるのを防いでくれます。
ですから、普段から免疫力が高い人はインフルエンザにかかりにくいのです。
けれども体が冷えると免疫力が下がって、ウイルスに感染しやすくなります。
そこで、体を温めることが大切になります。
とくに首周りを温めることでインフルエンザが侵入しにくくなります。
首周りを温めるためにタートルネックのセーターを着たり、ネックウォーマーを活用するなどがオススメです。
首の太い動脈を温めることで全身があたたまりますので免疫力アップにも効果的です。
インフルエンザ予防に正しいうがいと手洗いについてのまとめ
いかがでしたか?
今回はインフルエンザ予防に効果のある正しいうがいと手洗いの方法をご紹介しました。
インフルエンザ予防はいろいろありますが、やはり一般的なうがいや手洗い。
正しい方法を知ることでより効果をアップすることができますので、今回の記事をぜひ参考に行ってみてくださいね。