隠れインフルエンザとは?チェック項目リスト、危険性と予防方法

高熱が出ない隠れインフルエンザが増えているって本当?

冬になると流行するインフルエンザは、高熱が出るというイメージがある方が多いでしょう。

でも、最近インフルエンザでも熱が出ないことが増えているってご存知でしたか?

高熱が出ない=隠れインフルエンザが増えている理由や隠れインフルエンザが危険なわけをご紹介しましょう。

隠れインフルエンザとは?

隠れインフルエンザとは、インフルエンザなのに気づかれないもののことを言います。

インフルエンザにかかっていると高熱がでるというイメージがありますね。

それなのに熱が出なかったり、インフルエンザの流行シーズンではない時にインフルエンザにかかって夏風邪と間違えてしまうこともあります。

このように気づかれないままのインフルエンザを隠れインフルエンザというのです。

実は、インフルエンザは高熱がでるとは限らないのです。

また、インフルエンザの流行は冬ですが季節性でなくほかの季節にかかる可能性もあることを知っておきましょう。

どうしてインフルエンザでも熱がでないのか?

インフルエンザといえば高熱というわけではありません。

インフルエンザにかかっていても高熱が出ないこともあります。

その理由は、感染したウイルスの型があまり高熱を出さないタイプだった。

インフルエンザの予防接種を受けていた。

市販の解熱剤を飲んでいた。

高齢なので高熱を出す体力がない。

などがあります。

このようにさまざまな理由でインフルエンザでも熱がでなくて気づかないことがあるということです。

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隠れインフルエンザを発見するチェック項目は?

インフルエンザなのに高熱がでなければ、インフルエンザと気づかないかもしれません。

でも、インフルエンザに気づけないと回復も遅れますし、周囲への感染拡大の危険性もあります。

ですから、できるだけ早くインフルエンザということを見分けなくてはいけません。

では、隠れインフルエンザを発見するにはどのようなことをチェックすればよいのでしょうか?

インフルエンザであることを確定するには、病院でインフルエンザの検査をしてもらわなくてはいけません。

そこで病院に行くタイミングをチェックしてみましょう。

たとえば、鼻水や咳より先に悪寒や身体の痛み、吐き気や嘔吐があった場合

そして、のどの痛みが強い

何をしなくても関節が痛む

疲労感やだるさが酷い

インフルエンザが周囲でも流行している

このようなことをチェックしていくつか当てはまるようなら熱が無くてもインフルエンザかもしれないので病院を受診しましょう。

隠れインフルエンザの危険性は?

インフルエンザだということに気づかない隠れインフルエンザ。

わからなければそれでいいのでは?

と考える方もいるかもしれません。

けれども、急激に熱が上がるという症状がないためにインフルエンザだと気づかないことで適切な治療が遅れることがあります。

インフルエンザはそのまま治れば問題はないのですが、インフルエンザ肺炎などを併発して重症化してしまうこともあります。

また、インフルエンザだと気づかずに公共交通機関を利用したり、会社や学校にいってしまい感染を拡大させてしまう可能性もあります。

ですから、熱がでないからといってインフルエンザが軽い症状というわけではありませんから、インフルエンザの疑いがある場合には病院でしっかりと検査をして治療を行いましょう。

熱がでないインフルエンザはどのように治療するの?

では、隠れインフルエンザのように熱がでない場合にはどのように治療すればよいのでしょうか?

熱が出ないインフルエンザもインフルエンザにはかわりありません。

ウイルスを倒すためには免疫力が必要です。

ですから、体を充分に休めて免疫力をあげることが一番です。

十分な水分を摂取して身体を温めるようにします。

しっかりと水分補給をすることで脱水症状を予防するだけでなく汗をかいて毒を排出売ることができます。

体温が上がることで免疫力が上がりますので、体の温まるお粥などを摂るようにしましょう。

また、汗をかいてミネラル不足になることもあるので免疫力を高めるビタミンCも補給しましょう。

梅干し入りのお茶をのんだり、レモンの絞り汁を加えたお茶なども体があたたまり、ビタミンCも補給できるのでおすすめです。

インフルエンザ予防が一番大切

隠れインフルエンザにならないためにも、インフルエンザ予防をすることが大切です。

インフルエンザ予防にはインフルエンザの予防接種をうけることが一番効果的と言われています。

ほかにも、しっかりと手洗いうがいをすること、外出時にはマスクを着用することなど、できることから取りいれていきましょう。

高熱が出ない隠れインフルエンザが増えていることについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、高熱がでない隠れインフルエンザについてご紹介しました。

インフルエンザ=高熱というイメージを持っていると、高熱をでないことでインフルエンザを疑わないことがあります。

そのために回復が遅れたり、周囲に感染させてしまうこともあります。

そこで、今回ご紹介したような隠れインフルエンザをチェックする方法と覚えておいて、熱はないけれど普段とは違う症状があれば早めに病院を受診するようにしましょう。