インフルエンザの病院での治療法、治療費は?

インフルエンザに感染すると病院ではどのような治療をするの?

インフルエンザといえば、寒くなると流行します。

インフルエンザと思われる症状があると病因に行く人が多いでしょう。

では、実際にインフルエンザに感染して病院に行くとどのような治療が行われるのでしょうか?

まずはインフルエンザの検査を!

インフルエンザと思われる症状がでたら、病院にいってまずは検査からスタートします。

では、インフルエンザの特徴的な症状はどのようなものでしょうか?

インフルエンザといえば、38度以上の高熱や関節痛、筋肉痛、頭痛や倦怠感などがあります。

ですから、これらの症状が突然現れた場合にはインフルエンザを疑いましょう。

インフルエンザの検査を病院で受けることになるのですが、実は発熱直後はウイルスが検出されないことがあります。

なので、正確な診断を受ける為には発熱から12時間以上経ってから検査を受けることです。

突然に高熱で驚くかもしれませんが、焦って病院に行かずにすこし様子を診てから受診するとよいでしょう。

病院の検査料だけでいえば、費用は3000円程度で検査を受けることができます。

インフルエンザと診断された場合の治療法は?

インフルエンザの検査を病院でして、インフルエンザと診断された場合には病院ではどのような治療をするのでしょうか?

実は、インフルエンザはウイルス感染症ですから、自然治癒もできるといわれています。

とはいえ、高齢者や小さなお子さん、妊婦などは免疫力が低下しているので重症化しやすいといわれています。

また、合併症を発症する場合もありますので自然治癒ではなくて、病院で受診して治療を受けることをおすすめします。

もちろん、健康な成人でも感染拡大を防ぐためには病院を受診してできるだけ早く治すことも大切です。

インフルエンザと診察されると、まずは抗インフルエンザ薬が処方されます。

抗インフルエンザ薬とは、ウイルス自体を殺す作用があるものではありません。

けれども、インフルエンザウイルスの増殖を抑えて症状の悪化を防ぐことができます。

インフルエンザウイルスはものすごいスピードで増殖します。

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発症後2,3日でピークを迎えます。

そして、減少していきます。

ですから、インフルエンザの症状を抑えるためにはウイルスの増殖がピークを迎える前に抗インフルエンザ薬を飲むことが大切です。

それは、発症から48時間以内ということになります。

抗インフルエンザ薬といっても、いろいろな種類があります。

病院によっても処方される薬は違いますが、どれも同じような効果が期待できます。

また、発症から48時間が経っていても病院で抗インフルエンザ薬以外の治療を行えますので諦めずに受診しましょう。

インフルエンザ感染が確認されてからの治療費は4000~5000円程度で、抗インフルエンザ薬は高くても2000円ほどになります。

抗インフルエンザ薬以外の治療法は?

それでは、インフルエンザだと診断されると抗インフルエンザ薬を処方される以外にどのような治療が行われるのでしょうか?

抗インフルエンザ薬以外にも、発熱や痛みなどの賞状を抑えるための薬が処方される場合があります。

とはいえ、発熱や痛みは身体が体内のウイルスと闘っている証拠なので、無理に熱を下げたり、痛みを抑えることはあまりよくありません。

高熱や頭痛が酷くてどうしても眠れなかったり、体力を奪われてしまうという場合には薬が処方されることもあります。

さらに、抗生物質などで肺炎などの合併症を予防することもあります。

自分でできるインフルエンザ治療は?

このように病院を受診すると抗インフルエンザ薬やその他の薬が処方されます。

それでも、インフルエンザによる症状がつらい時には、家でも幾つかのケアができます。

たとえば、発熱や筋肉痛があるとき。

熱があると脱水症状になりやすいので、こまめに水分補給をします。

さらに脱水症状によって発汗作用が邪魔されるので熱がなかなか下がらないこともあります。

ですから、水分補給には白湯やスポーツ飲料などを飲むようにしましょう。

また、のどの痛みや咳などの症状があるときは、ハチミツがおすすめです。

ハチミツは身体によいことで知られていますが、実は強い抗菌作用があります。

とくに呼吸器系の細菌を抑制する働きがあるので、咳やのどの痛みなどに効果的です。

小さじ1をぬるま湯で溶かしてゆっくりと飲むとよいでしょう。

インフルエンザの回復期はどのようにすごすの?

それでは、インフルエンザに感染してから5日以上が経過して熱も下がって体もだるさがとれてきたらどのようにすごせばよいのでしょうか?

この時期は回復期になりますので、食欲も回復してきます。

けれども、胃腸がしばらく弱っていた状態なので、はじめは刺激の少ない消化の良い物から食事をするようにしましょう。

熱が下がってもまだ体内にはウイルスが存在している状態なので、感染を防ぐために熱が下がってから2日は自宅でゆっくり過ごすようにしましょう。

また、この時期になっても症状が改善されていない場合には、再度診察をうけましょう。

インフルエンザの病院での治療についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、インフルエンザと診断された時の病院での治療についてご紹介しました。

インフルエンザは自然治癒も可能とはいわれていますが、重症化や合併症などを防ぐためにも病院で治療してもらったほうがいいでしょう。

しっかりと抗インフルエンザ薬を服用して、ゆっくりと休養することで回復されます。

気になることは病院に相談して、すこしでも早く回復できるように心がけましょう。