インフルエンザの予防接種って効果があるの?効果の期間は?
冬に流行するインフルエンザ。
保育園や幼稚園、小学校などで流行するのでできればインフルエンザに感染するのは避けたいものです。
そこで出来れば予防接種を受けて、インフルエンザの感染を防ぎたいですね。
とはいっても気になるのはインフルエンザの予防接種ってどんな効果があるのか。
また、どのくらい効果が持続するのかも気になりますね。
そこで今回は、インフルエンザの予防接種についてその効果や期間についてご紹介しようと思います。
インフルエンザの予防接種って?
それでは、まずはインフルエンザの予防接種についてご紹介しましょう。
私たちの体にはウイルスに感染すると体の外にウイルスを排除しようとする働きがあります。
感染したウイルスに対して抗体という物質を作る働きがあります。
ですから、同じウイルスがもう一度体に入ってきたときには、この時できた抗体がウイルスを倒してくれることを免疫と言います。
この免疫をつけるために利用するのが予防接種です。
科学的に作られた感染性をなくしたインフルエンザウイルスを体に注射で入れて抗体を作らせます。
そしてインフルエンザウイルスに対して免疫力をつけるのです。
このように科学的に作られたインフルエンザウイルスをワクチンと言います。
このワクチンを接種することがインフルエンザの予防摂取で予防にもなるというわけです。
インフルエンザにはいくつかの型があります。
また、新しい型ができたりもします。
さらには、その年によって流行するインフルエンザの型が違いますのでそれを予想してワクチンを決定します。
インフルエンザの型の予想が外れたとしても新型のウイルスでなければ混合ワクチンなら定番の型には効果があると言われています。
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インフルエンザ予防接種の効果はどのくらいあるの?
インフルエンザのワクチンの予防接種はどのくらいの効果があるのでしょうか?
実際に予防接種を受けた人がインフルエンザをどのくらい予防できるかという確率としては6,7割と言われています。
想像以上に効果があると感じるのではないでしょうか?
この数字は、予防接種を受けずに感染する人の6割は予防接種を受けることで防げるという意味です。
インフルエンザの予防接種の効果はどのくらい続くの?
では、インフルエンザの予防接種を受けるとその効果はどのくらい続くのでしょうか?
皆さんは、インフルエンザの予防接種をうけるとすぐにでも効果があると考えている方も少なくないでしょう。
でも、実はインフルエンザの予防接種をしてすぐに予防効果がでるわけではないのです。
インフルエンザの予防接種を受けてから約1~2週間かけてインフルエンザワクチンが抗体を作ります。
インフルエンザが流行してきたから予防接種を受けよう、というのでは遅いのです。
予防接種を受けても抗体ができる前に感染してしまう可能性もあるのです。
またインフルエンザの潜伏期間は1~7日間と言われています。
ですから、潜伏期間に予防接種を受けても発症を防ぐことはできません。
インフルエンザの予防効果はだいたい5か月ぐらいと言われていますので流行が始まる前には抗体ができているように摂取するのが一番です。
インフルエンザ予防接種を受ける時期は?
インフルエンザの予防接種を受ける時にはいつごろが一番良いのでしょうか?
予防接種をして1か月後に抗体の効果がピークになると言われています
さらに予防接種の効果は一般的に5か月ぐらいと言われています。
そして、インフルエンザの流行が始まるのは毎年12月頃で、ピークは1月から3月頃です。
ですから、この期間にしっかりと効果があるようにするには12月までにインフルエンザの接種を終わらせておくことも必要です。
子供の場合には、インフルエンザの予防接種は2回受けることになりますのでその分早く接種しなくてはいけないことも頭に入れておくと良いでしょう。
インフルエンザ予防接種の効果や期間まとめ
いかがでしたか?
今回は、インフルエンザの予防接種の効果や効果が続く期間についてご紹介しました。
インフルエンザの感染を予防すつ為に予防接種を受けようと考える方も少なくないと思います。
けれども、インフルエンザの予防接種は受ける時期によってその効果も違いますので最適な時期を選んで接種するようにすることが一番大切です。
今回ご紹介したようにインフルエンザの流行する時期にしっかりと抗体を作っておくためには12月までには接種が終わっているようにすることがオススメです。
また、インフルエンザの予防接種に出来た抗体は翌年までは効果がありませんので毎年予防接種を受けることが必要となることも忘れないようにしましょう。