
子供がインフルエンザに感染した時に効果のある食事は?
毎年、冬になると気がかりになること。
それは「インフルエンザ」です。
保育園や幼稚園、小学校などでインフルエンザが流行り出すと我が子はいつインフルエンザに感染してしまうだろうと心配になります。
そして、実際にインフルエンザにかかってしまった時、気になることといえばどの様な食事をさせればいいのかということ。
そこで、今回は子供がインフルエンザに感染した時に効果のある食事についてご紹介しようと思います。
そもそもインフルエンザで食事を変えるべき?
まずは、ちょっと素朴な疑問ですがインフルエンザの時と風邪のとき、食事は変えるべきなのかという事です。
そもそもインフルエンザと風邪って何がちがうのでしょうか?
風邪とひとことに言いますが、発熱やせき、鼻水などさまざまな症状がでます。
それらをまとめて風邪と呼ばれています。
それに対してインフルエンザは、インフルエンザウイルスによって風邪のような症状と高熱や関節痛などの症状がでるものです。
つまりインフルエンザはウイルス性なのでそのウイルスが流行する時期に罹りやすいというわけなのです。
風邪とインフルエンザの症状は似ている点もありますが、高熱や関節痛といった症状はインフルエンザに見られる症状です。
このような症状の違いからもインフルエンザに感染したときの食事はしっかりと考えるべきなのです。
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インフルエンザには水分補給
子供がインフルエンザにかかってしまった時、一番気をつけなくてはいけないことは「水分補給」です。
インフルエンザはかかり始めから症状がどんどん変わっていきますので症状にあわせて食事も変化させなくてはいけません。
とはいえ、一番大切なのは「水分補給」です。
とくに高熱が続いている時や下痢などでお腹の状態が悪い時はしっかりと水分補給をしなくてはいけません。
熱が出ている時には、熱を放出するために汗がたくさんでます。
ですから体の水分が失われていきます。
食欲がない場合でも水分だけはしっかりと取らせるようにしましょう。
インフルエンザの水分補給にお勧めなのは、子供用のイオンドリンクや経口補水液、麦茶や水です。
では、1日にどれくらいの量を飲めばいいのでしょうか?
基本的には、1日にコップ10杯~12杯程度を目標に飲ませるようにしましょう。
また、食欲がない時などは水分も一気に飲むとお腹への負担も心配ですので少しずつ飲ませてあげましょう。
そして、水分は冷やしすぎないように気を付けましょう。
インフルエンザの食事のポイントは?
子供がインフルエンザに罹った時に食べさせる食事にはポイントがあります。
それは、消化が良くて、栄養があって、味は薄めのものということ。
では、実際にどのような物を食べさせればいいのでしょうか?
よく言われているのが「うどん」「おかゆ」ですよね。
温かいうどんやお粥は薄味で作ってあげると食べやすいですし、体もあたたまります。
また、固形物があまり食べられなさそうなら卵スープもいいでしょう。
わが家の娘は普段から卵スープが大好きなので、風邪やインフルエンザの時も食欲がなくても卵スープなら飲んでくれます。
普段よりちょっと薄味めにつくってみるのがオススメです。
インフルエンザで避けた方がよい食事もあるの?
では、反対に子供がインフルエンザの時には避けた方がよい食事はどのようなものでしょうか?
それは、体を冷すものや冷たいもの、脂っこいもの、消化に悪いものなどです。
たとえば、サラダと言えば体にいい感じがしますがインフルエンザの時には冷たいものをたべさせるのはやめましょう。
また、子供の大好物だからといって揚げ物やステーキなどの脂っこい物をたべさせるのも避けたいものです。
元気になってからいつでも食べられるので、インフルエンザの時には控えておきましょう。
また、普段たべているスナック菓子などは消化がわるいので、避けた方がよいでしょう。
ツルンと食べられるプリンやゼリーをおやつに食べさせてあげてもいいでしょう。
インフルエンザ回復期の食事は?
インフルエンザの症状も収まって少しずつ元気がでてきたら少しずつ普段の食事に近づけるようにしましょう。
とはいってもいつものように味の濃いものを食べさせていいわけではありません。
消化の良いものを中心にすこし味を戻したり、品数を増やしたりして様子を診ながら食事をすすめていくと良いでしょう。
子供がインフルエンザの時におすすめの食事まとめ
いかがでしたか?
今回は子供がインフルエンザに罹った時の食事についてご紹介しました。
風邪と同じようですこしちがうインフルエンザ。
とくに高熱がでるので食欲がないというお子さんも少なくありません。
けれども、高熱がでることで体内の水分を失われていきますので、まずは水分補給をしっかりしてあげましょう。
それから、消化のよいものを中心に食べられそうなものを少しずつ与えていけばよいでしょう。