
インフルエンザの初期症状である筋肉痛はどうして起きるの?
冬になると流行するインフルエンザ。
毎年流行しているインフルエンザですが、これはインフルエンザウイルスと呼ばれるウイルスの感染によっておこるものです。
気を付けて予防をしていても、ウイルスに感染してしまうとさまざまな症状が現れるのです。
そんなインフルエンザの中でも初期症状の突然の高熱や倦怠感、筋肉痛などがあります。
今回は、気になるインフルエンザの初期症状である筋肉痛の原因や対処法などについてご紹介しましょう。
筋肉痛とは?
私たちは、筋肉痛というと運動をした後に感じられる筋肉の痛みのことを思い浮かべるでしょう。
実は、この運動が終わった後にくる筋肉痛は遅発性筋痛と言います。
私たちは一般的にこのような症状を筋肉痛といっています。
筋肉痛の原因はまだはっきりとはわかっていません。
すこし前は運動の際に発生する疲労物質が原因と考えられていました。
けれども、現在ではそんな疲労物質は筋肉に疲労を防ぐ効果があることが分かってきました。
ということで、運動で傷ついた筋線維を修復するために炎症が起きて、生成された刺激物質が筋肉の膜を刺激することが原因ではないかと考えられています。
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インフルエンザの初期症状である筋肉痛とは?
インフルエンザとは無縁のイメージがある筋肉痛。
なぜ、運動もしていないのにインフルエンザで筋肉痛が起こるのでしょうか?
インフルエンザのウイルスによって筋肉痛が起こるわけではありません。
インフルエンザのウイルスが体の中に入ってくると、それを脳に伝えるための物質が白血球からだされます。
この物質と一緒に生成されるのがプロスタグランジンという物質です。
運動をして感じられる筋肉痛とはちがい、インフルエンザの免疫の副作用として筋肉の痛みがでるわけです。
この物質は、インフルエンザウイルスを撃退するために血液がめぐりやすくなるよう血管を広げたり、発熱させたりする役割があります。
インフルエンザの筋肉痛はどのくらい続くのか?
そんなインフルエンザの初期症状とした現れる筋肉痛は、どのくらいの期間続くのでしょうか?
筋肉痛は発熱との関係性が高いものです。
ですから、熱が下がってくれば筋肉痛も自然と和らいできます。
普段健康な人なら、3~5日ほどで症状は治まるでしょう。
この間は、体を動かすのもつらいほどのひどい痛みの場合もありますが、安静にするようにしましょう。
インフルエンザによる筋肉痛が酷い時の対処法
インフルエンザ自体は、病院でしっかりと診断を受けて安静にしていると自然に治ります。
ですから、熱がさがれば筋肉痛も治まるでしょう。
けれども、もちろんその間はひどい痛みに耐えなくてはいけません。
では、このインフルエンザによる筋肉痛が酷い時にはどうしたらよいのでしょうか?
インフルエンザによる筋肉痛は、プロスタグランジンという物質が原因となっています。
痛みが物質が多いということは熱をもって炎症を起こして痛みがでます。
インフルエンザ菌と戦っている部分で炎症を起こしているのです。
このような痛みに対して一番効果のある対処法は、体を冷すことでしょう。
なぜ炎症をもっているところを冷したらいいのかということですが、炎症を起こしているぶぶんの血管を縮めることで熱をさげてしまおうと思います。
ですから、炎症が治まると筋肉痛も治まるというわけです。
冷す方法としては、氷枕などを使うとよいでしょう。
あまり冷やし過ぎるとプロスタグランジンの作用を抑制してしまいます。
すると熱を抑え過ぎると免疫力が下がるので、結果的にインフルエンザが治るのに時間がかかってしまいます。
また、解熱鎮痛剤にもプロスタグランジンの分泌を抑える効果があるものがあります。
医師に相談して処方してもらうとよいでしょう。
ただ、お子さんがインフルエンザで解熱鎮痛剤を飲む場合には十分に注意が必要です。
インフルエンザ脳症などの合併症の危険があるので必ず医師に処方してもらうようにしましょう。
インフルエンザの初期症状である筋肉痛についてのまとめ
いかがでしたか?
今回はインフルエンザの初期症状である筋肉痛についてご紹介しました。
インフルエンザと筋肉痛、あまり関係がなさそうな二つ。
でも、ご紹介したように運動による筋肉痛とは違う原因で起こる筋肉痛ですからインフルエンザと深いかかわりがあるのです。
多くの方はインフルエンザの初期症状として高熱と共に関節痛や筋肉痛を感じるでしょう。
これは、一般的なことなのですがどうしてもひどい痛みで我慢ができない場合には患部を冷すなどして少しでも楽に過ごせるようにしてみましょう。
もちろんインフルエンザの熱との関係がありますので、熱が下がると筋肉痛も治まります。
とはいえ、あまりひどい痛みが続くようなら医師に相談してみるとよいでしょう。