インフルエンザは睡眠不足や睡眠障害で悪化!?睡眠時間と症状の関係

インフルエンザを治すには睡眠が一番と言われているけれど本当?

早い年には10月からインフルエンザの流行が始まりますね。

インフルエンザが流行すると学校では学級閉鎖になったり、会社を休む人が増えたりと大変です。

そして、少しでも早くインフルエンザを治したいと思う方も多いのではないでしょうか?

インフルエンザは通常1週間ほど自宅で安静にしていることで完治します。

とはいえ、咳が長引いたり、微熱が続いたりする人もいます。

さらにインフルエンザに感染して治りかけで肺炎や脳症、中耳炎などの合併症を起こしてしまうこともあるのです。

では、インフルエンザを治すために一番大切なことはどんなことだと思いますか?

実は、インフルエンザに感染したら睡眠をとることが一番大切な事なのです。

インフルエンザは寝て自然治癒が基本

冬になると流行するインフルエンザ。

予防策はいろいろしていてもインフルエンザに感染してしまった。

では、インフルエンザに感染してしまったら、何をすればいいのでしょうか?

一般的には、インフルエンザとわかったら病院では抗インフルエンザ薬が処方されます。

でも、この抗インフルエンザ薬が処方されるようになったのは2001年なのです。

ですから、以前は風邪薬を飲んで自然治癒をしていたのです。

インフルエンザの特徴としては38度以上の高熱がでることで知られています。

けれども、解熱剤や風邪薬を飲んで、あとはゆっくりと睡眠をとることが一般的でした。

今は、現代人は抗インフルエンザ薬に頼るようになっていました。

もちろん、抗インフルエンザ薬に頼るだけでなく、自分自身でも治す努力もすると治りが早くなるでしょう。

インフルエンザには睡眠が一番

インフルエンザに感染してしまったら、薬を飲んでしっかり睡眠をとることが一番大切と言われています。

インフルエンザにかかったり、風邪をひきやすいという方は睡眠が足りていないという共通点があります。

睡眠をとることでストレス解消ができます。

ストレス解消とインフルエンザ、関係がなさそうに思いますよね。

でも、実はストレスのように精神的なことがインフルエンザや風邪とは深い関係があるのです。

普段からストレスがたまっている人は、免疫力を左右する白血球や細胞の働きが普通の人に比べると低下しています。

そこで、たっぷりと睡眠をとることで一時的にたまっていたストレスにより低下していて免疫力が改善されていくのです。

インフルエンザに感染していると自然と精神的ストレスや精神的な負担が発生しています。

そこでぐっすりと寝ることでストレスを解消してインフルエンザも改善するのです。

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脳の栄養補給にも睡眠が大事。

脳が疲れている状態だとエネルギーがたくさん失われている状態になります。

そして免疫力も低下してしまいます。

身体に栄養補給をするためには食事や飲み物ということになります。

脳に栄養を補給するためには、睡眠なのです。

睡眠によって脳は浄化され、脳にある老廃物が取り除いてくれます。

ですから脳に栄養補給してくれるのです。

脳に栄養を与えて活性化させることで、免疫力が高まってインフルエンザの治りが早くなります。

さらに、睡眠をとることで成長ホルモンを分泌を活発にします。

成長ホルモンは寝ている間に分泌されるもので、大人にとっては肌や髪、筋肉などを正常に保つために大切なものです。

この成長ホルモンの分泌が活発になると免疫物質を生成してくれるのでインフルエンザを治すのにもとてもよいのです。

つまり、免疫力をつけるために大切な成長ホルモンを活発に分泌させるために寝ることが大切なのです。

レム睡眠とノンレム睡眠のちがい


出典:スキンケア大学

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。

レム睡眠とは、筋肉の緊張を一定時間止めて、体の疲労を癒します。

ノンレム睡眠とは、大脳の活動を低下させて休めて、その間に体内のたんぱく質の合成を促す成長ホルモンやストレスに抵抗し免疫増強作用のあるホルモンがたくさん分泌されます。

身体を修復して体力を回復させる睡眠は、インフルエンザなどの感染症に対抗すつためにもとても大切なのです。

ですから、インフルエンザの回復だけでなく普段から12時前に就寝して、しっかりと睡眠をとるように心がけましょう。

もちろん、睡眠と合わせてしっかりと栄養補給することも大切です。

とくに身体の修復に必要なタンパク質をしっかりととることで、体の抵抗力を高める免疫抗体を作ることもできるので良質のたんぱく質をしっかり摂るように心がけましょう。

インフルエンザを治すためには睡眠が大切ということのまとめ

いかがでしたか?

今回は、インフルエンザを治すためにはしっかりと睡眠をとることが大切ということをご紹介しました。

インフルエンザを治すには、病院で処方される抗インフルエンザ薬を飲むことが一番だとイメージされがちです。

でも、この抗インフルエンザ薬がなかった時でも自然治癒をしていたのです。

自然治癒で一番大切なことはしっかりと睡眠をとることでした。

ですから、抗インフルエンザ薬を服用したとしてもやはりしっかりと睡眠をとって体の免疫力を高めることが大切です。

また、普段からしっかりと睡眠をとっていると風邪やインフルエンザにもかかりにくくなりますので上手に睡眠時間を確保するようにしましょう。