家族のインフルエンザを赤ちゃんにうつさない予防方法は?

家族のインフルエンザを赤ちゃんにうつさない為の方法は?

毎年冬になると大流行するインフルエンザ。

感染力が強いため、家族の中で1人でもインフルエンザに感染してしまうと家族全員に移ってしまう可能性があるので心配です。

とくにお母さんがインフルエンザに感染してしまうといつも子供の世話をしているので、どうしても子供に移ってしまいます。

さらに、家族に赤ちゃんがいる場合にはインフルエンザの感染が心配になります。

そこで今回は、家族のインフルエンザを赤ちゃんにうつさないために出来ることをご紹介しようと思います。

インフルエンザの予防法は?

家族のインフルエンザを赤ちゃんにうつさない為にできること。

それは、インフルエンザの予防接種を受けることです。

とはいえ、赤ちゃんにインフルエンザの予防接種を受けさせるというわけではありません。

インフルエンザの流行に合わせて家族全員がインフルエンザの予防接種を受けることをオススメします。

このインフルエンザのワクチンを接種することで、インフルエンザに感染しても発症を抑えたり、かかってしまっても症状を軽く済ませることができるのです。

ですから、先ずは家族全員がインフルエンザの予防接種を受けておきましょう。

ちなみにインフルエンザのワクチンは不活性ワクチンです。

摂取してからワクチンにより予防効果が出るまでには個人差がありますが約2週間ほどと言われています。

ワクチンの効果は約5ヶ月ほどと言われています。

ワクチンの有効率は6割程と言われています。

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インフルエンザ予防接種以外の予防方法は?

家族に赤ちゃんがいる場合、インフルエンザ予防接種を受ける以外に予防する方法はあるのでしょうか?

だれでも簡単にできることと言えば、「手洗い・うがい・マスクの着用」でしょう。

風邪などの感染症の予防と同じで、インフルエンザのウイルスを家に持ち込まないことが大切です。

外から帰ったら必ず手洗い・うがいをするように家族みんなで心がけましょう。

もちろん赤ちゃんはうがいができませんので、薄めたお茶を飲ませるとよいでしょう。

また、外出時や人混みが多いところに行く場合には、マスクの着用をしましょう。

室内は適度な湿度を保つことが大切です。

空気が乾燥してしまうと、インフルエンザのウイルスにとってはとても生存しやすい環境となります。

湿度を50~60%に保つように加湿器を利用したり、タオルや洗濯物を部屋干しにしてもよいでしょう。

さらに、健康な体でいるために十分な休養をとり、体力や抵抗力を高めてくれる栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

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家族間のインフルエンザ感染を防ぐために

家族のだれかがインフルエンザに感染したしまった場合、家族間でうつさないように気をつけなくてはいけません。

そこでできることを幾つかご紹介しましょう。

ひとつめは、家族皆がマスクを着用して検温をすることです。

家族のだれかがインフルエンザに感染していると、いつだれがうつってもおかしくありません。

常に体温を測って体調の変化を確認しましょう。

また、感染予防のために家の中でも全員がマスクを着用しましょう。

インフルエンザに感染した人の看病をしたり、いっしょの部屋にいた場合には、すぐに手洗いうがいをしてウイルスを洗い流します。

もちろん寝室はべつにしておきましょう。

ほかに、1時間に1度換気をすることでインフルエンザウイルスを外に出すことも大切です。

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母乳からのインフルエンザ感染は?

家族の中でお母さんがインフルエンザに感染したしまった場合に気になるのは母乳では感染しないのかという事でしょう。

インフルエンザに感染してしまったお母さんの母乳によってインフルエンザ感染することはありません。

ですからインフルエンザであっても母乳を飲むことはできますが、直接授乳を行うことで飛沫感染などが心配なので、搾乳をして別の人に与えてもらうようにすると良いでしょう。

また授乳中のお母さんがインフルエンザの薬を処方された場合、母乳をあげてよいのか気になりますね。

薬の種類もいろいろありますが、医師に授乳中であることを話して、母乳をあたえてよいか確認しておくと安心です。

家族のインフルエンザを赤ちゃんにうつさないについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、家族がインフルエンザに感染した場合に赤ちゃんに移さないためにできることをご紹介しました。

一番は家族が感染しないように事前に家族で予防接種をうけておくことだといえます。

けれども、予防接種を受けても感染がなくなるわけではありませんから、実際に感染した場合の対処法も覚えておきたいですね。

ここでご紹介した方法はどれも簡単で家族みんなでできることばかりです。

インフルエンザが流行する時期にはきちんとできることを取りいれて、できるだけウイルスを入れないようにしましょう。