インフルエンザC型の症状の特徴や検査キット、潜伏期間の対処法

インフルエンザC型の症状や対処法などが知りたい!

毎年、冬になると大流行するインフルエンザ。

その為に学校が休校になったりすることもありますね。

そんなインフルエンザは、みなさんもご存知のように急な高熱や全身症状が特徴と言われています。

とくに、ちいさなお子さんや高齢者、持病をお持ちの方は重症化することもあり危険な病気ともいえます。

そんなインフルエンザですが、幾つかの型があり型によって症状の特徴がちがうことをご存知でしょうか?

一般的に流行するインフルエンザA型やインフルエンザB型意外にインフルエンザC型もあります。

今回は、あまり知られていないインフルエンザC型の症状の特徴や対処法などを御紹介しようと思います。

インフルエンザC型とは?

uirusu-kangofu

インフルエンザにはA型、B型そしてC型があります。

毎年、流行するのがインフルエンザA型とB型でこれらは病院などで予防接種を受けることもできますし、簡易検査キットでウイルスを確認することもできます。

インフルエンザC型の場合は、1月~6月頃に流行することが多く、発熱や咳、鼻水といった症状が現れるのが特徴です。

インフルエンザA型やB型に比べると熱も高熱というほどではなく、熱がでる日数も2日ほどと症状が軽いことも特徴と言えます。

このインフルエンザC型ですがあまり流行しているという事を耳にすることは少ないかもしれません。

けれども、全国的な流行よりは局所的には流行していることがあります。

インフルエンザC型は、6歳以下の子供が感染することが多いと言われていて、その場合には症状が強く出ることもあります。

小さなお子さんの場合、インフルエンザC型に感染すると鼻水の症状が強く出ると言われています。

ですから、鼻水が多量に出ている場合にはインフルエンザC型かもしれません。

何度か感染を繰り返して、二度目以降はだんだんと軽症化していきます。

このインフルエンザC型のウイルスは、ウイルス自体が変異を繰り返さないので、インフルエンザC型に一度感染すると体内に抗体ができるので2度目以降は軽傷化して気づかないことも多いようです。

インフルエンザC型の症状は?

[ad#co-1]

インフルエンザC型の症状としてもっとも多いのが鼻水です。

鼻水が大量に出されることで体内からウイルスを排除しています。

普通の風邪と同じような、発熱や咳、くしゃみ、のどの痛みといった症状が起こることもあります。

発熱は、インフルエンザA型のような38度以上の高熱が出ることはまれで風邪と思って終わってしまうこともあります。

とはいえ、症状が軽いからといって放置していたり油断してしまうと、ちいさなお子さんの場合は肺炎などを発症したり脳炎を引き起こすこともあります。

ですから、インフルエンザC型に感染しても、もちろんしっかりと休養を取ることが大切です。

インフルエンザC型に効果のある薬は?

それでは、インフルエンザC型に感染したらどのような薬が処方されるのでしょうか?

じつはインフルエンザC型に特化している薬は今はありません。

軽度な症状で風邪のようなものなので、ゆっくりとカラダを休めることで治ることがほとんどです。

The woman who sat on a bed blows its nose

ただ、鼻水が多量にでて呼吸がしずらい場合には、鼻水を止める薬が処方されたりします。

基本的には、ゆっくりと休養をとること。

栄養をしっかり摂ることで治ると考えられています。

ただ、インフルエンザC型絵も重篤化することも稀にあります。

その場合には、39度台の高熱が何日も続くこともあります。

その際には入院治療となることもあります。

インフルエンザC型の検査方法は?

では、インフルエンザC型を特定できる検査方法があるのでしょうか?

インフルエンザC型の検査キットは今のところありません。

病院では、インフルエンザA型、B型を判定することができますがC型は判定することができません。

ですから、実際にはインフルエンザC型であろうという事で診断が出されることが多いでしょう。

10010-1

インフルエンザC型症状の特徴や対処法まとめ

いかがでしたか?

今回はインフルエンザC型の症状の特徴や対処法、検査方法などについてご紹介しました。

インフルエンザC型はあまり耳にしないのは、小さいころにすでに感染しているお子さんも多く、2度目以降は症状も軽いので気づかないか2度は感染しないからと言われています。

ですから、保育園など小さなお子さんが集まる場所では流行することもあります。

今回ご紹介したような症状がある場合には早めに受診して診断をうけましょう。

また、大人でも小さいころにインフルエンザC型に感染していなくて、あとで感染する人もいます。

できるだけ安静にしてゆっくりと休むことが大切です。

インフルエンザC型も軽く考えずに、しっかりとその知識を持っておくことが大切です。