赤ちゃんのインフルエンザ感染で気になる後遺症や合併症は?

冬になると毎年大流行するインフルエンザ。

高熱や身体の痛み、倦怠感などがあり、感染力も強いので心配になりますね。

とくに家族に赤ちゃんがいる場合には、大人や上の子がインフルエンザに感染して赤ちゃんにうつしてしまう可能性もあるので気をつけなくてはいけません。

抵抗力の弱い赤ちゃんや小さな子どもはインフルエンザにかかると重症化する傾向があるともいわれています。

さらに、インフルエンザの症状だけでなく、さまざまな合併症を引き起こす可能性もあるという点も心配です。

今回は、赤ちゃんのインフルエンザ感染で気になる後遺症や合併症についてご紹介しようと思います。

インフルエンザの後遺症である脳症とは?

インフルエンザの後遺症のひとつとして知られているのがインフルエンザ脳症です。

インフルエンザによっておこる免疫異常のことです。

脳症という名まえからインフルエンザウイルスが脳に入り込んで起こる症状と思われる方もいるのですが、実はウイルスに対抗しようとした免疫機能が脳の組織を破壊することで起こります。

このインフルエンザ脳症は5歳以下の子供が発症することが多いようです。

死亡率も高く、一命を取り留めても後遺症が残る可能性もあるので怖い病気ともいえます。

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インフルエンザ脳症の症状とは?

それでは、実際にインフルエンザ脳症にはどのような症状があるのでしょうか?

まずは、インフルエンザの症状と同じで38度以上の高熱やせき、鼻水、倦怠感、のどの痛み、筋肉痛や関節痛などがあります。

このほかにインフルエンザ脳症にかかると、けいれんや意識がなくなる意識障害、怯えや幻覚、幻聴、奇声やうわごとなどの異常行動も見られます。

インフルエンザ脳症の症状は、発熱後48時間以内に起こります。

発熱して48時間以内に異常行動や意識障害などが見られたらインフルエンザ脳症の可能性を考えてすぐに受診しましょう。

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インフルエンザ脳症以外の合併症は?

それでは、インフルエンザ脳症以外にはどのような合併症があるのでしょうか?

インフルエンザの合併症1.肺炎

まずひとつめは肺炎です。

インフルエンザの合併症として、赤ちゃんがいちばんなりやすいのが肺炎になります。

肺炎も重症化すると命に関わる危険もありますのので、気を付けたいです。

肺炎の症状としては、高熱の継続があります。

インフルエンザで高熱がでるのは一般的な症状ですが4,5日過ぎても高熱が続く場合は心配です。

また、一度インフルエンザの症状が治まったのに、再び症状が悪化する場合にも肺炎の疑いがありますので早めに受診しましょう。

インフルエンザの合併症2.気管支炎

つぎに気管支炎があります。

インフルエンザウイルスに感染して気管支の粘膜が炎症すると気管支炎になることがあります。

気管支炎の症状としては、ゴホゴホとした湿った咳がでて、夜眠れないほど咳き込むことがあります。

また、黄色や緑色の痰がでます。

このような症状がある場合にも病院の先生に相談しましょう。

インフルエンザの合併症3.中耳炎

ほかにもよくある症状として中耳炎があります。

中耳炎はさらに悪化すると髄膜炎などを引き起こす可能性もあるので経過を注意する必要があります。

とくに赤ちゃんの場合は耳が痛いことを自分では伝えられないので様子をよく観察しましょう。

赤ちゃんが中耳炎の場合、耳が痛いのでしきりに耳をさわったり引っ張ったりします。

また、耳から液体や血液が流れ出す耳垂れもあります。

さらにインフルエンザの症状が治まっても鼻声や鼻水が続く場合には、副鼻腔炎を発症している可能性もあります。

副鼻腔炎は鼻の周囲の骨にある空洞に炎症が起こることです。

目や頬などに痛みがあるのでしきりにさわったり、叩く仕草があったり、どろっとした黄色や緑の鼻水が出る場合には副鼻腔炎の可能性もあります。

赤ちゃんのインフルエンザを重症化させないために

赤ちゃんのインフルエンザを重症化させないためにできることはどんなことでしょうか?

一番大切なことは、赤ちゃんのちいさな変化を見逃さないことです。

インフルエンザで看病中は赤ちゃんの些細な変化や様子を見逃さないようにしましょう。

少しでも変わった様子がある場合に、早めに専門医を受診しましょう。

そして、薬は自己判断で赤ちゃんに与えてはいけません。

しっかりと処方された用法容量を守って飲ませるようにしましょう。

赤ちゃんのインフルエンザ感染の後遺症や合併症についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、赤ちゃんのインフルエンザ感染による後遺症や合併症についてご紹介しました。

ご紹介したように、赤ちゃんのインフルエンザ感染による後遺症で一番怖いのはインフルエンザ脳症です。

これは、5歳未満のちいさな子供がなりやすいともいわれています。

これらの症状を早く見極めて、すぐに受診することがとても大切なのです。

そこで、今回ご紹介したようなそれぞれの症状などをよく知っていることも大切なことです。

そして、なにか変ったことが有ったらすぐに気が付いてあげられると良いでしょう。