インフルエンザの治りかけの咳でも感染するの?

インフルエンザといえば、高熱や関節痛、筋肉痛などの全身症状があり辛い思いをします。

インフルエンザの高熱などの症状は3~5日ほどで治まることが多いです。

けれども、インフルエンザの治りかけに咳の症状だけが長続きしてしまう人も少なくありません。

熱も下がっていて、他の症状もよくなってきているのに咳だけが残ってしまっていても学校や会社には行きたいと思いますよね。

では、インフルエンザの治りかけの咳でも感染することがあるのでしょうか?

今回は、インフルエンザの治りかけの咳の原因や感染の可能性があるのかについてご紹介しましょう。

インフルエンザの治りかけで咳が続く理由は?

インフルエンザでは、熱などの症状が治まっても咳の症状がのこる場合があります。

咳がでるという事は、鼻や口などから入ってきた異物やウイルス、細菌などを体外へ排出している働きです。

ウイルスや細菌が体内にはいらないように痰を絡ませて咳としてウイルスなどの異物を体外に排出するはたらきもあります。

ですから、治りかけの咳は、体内にまだ残っているウイルスを排出しているということです。

インフルエンザ治りかけの咳で感染することはあるの?

それでは、インフルエンザの治りかけにでる咳で周囲の人に感染してしまうことがあるのでしょうか?

インフルエンザで熱が下がった後でも体内にはまだインフルエンザがのこっている状態です。

ですから、咳が出てウイルスを排出しようとしています。

そのため、熱が下がっても外出するということは感染の危険性があります。

とくに、飛沫感染には気をつけなくてはいけません。

ちなみに、飛沫感染とはインフルエンザに感染している患者が咳やくしゃみをしたことによって病原体が飛び散って口内や粘膜に入ることで感染してしまうことです。

咳やくしゃみに含まれる病原体は飛びやすく2メートル離れていても感染してしまう事があります。

ですから、インフルエンザの治りかけで咳が出る場合には外出する際には、必ずマスクを着用しましょう。

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インフルエンザで咳がのこっている場合いつから外出できる?

それでは、インフルエンザに感染してしまい治っても咳がのこっている場合にはいつから外出できるのでしょうか?

インフルエンザに発症してから外出できるようになるまでは、発症後5日が過ぎている事なおかつ解熱から2日が過ぎていることが前提となっています。

とはいえ、この基準を満たしていても咳がのこっている場合には外出は避けた方がよいでしょう。

たとえば、咳の症状がのこっていても病院でもらった診断書の療養期間が過ぎていたり、解熱後3週間しても咳がのこっていたりする場合もあります。

このような場合には、もう一度病院で診察を受けるようにしましょう。

インフルエンザで咳の症状だけが残る場合は咳喘息かも

インフルエンザの症状は治っているのに咳だけが続く場合には咳喘息の可能性があります。

では、咳喘息を疑う症状はどのようなものなのでしょうか?

咳喘息は、インフルエンザなどの感染症の症状が刺激によって炎症細胞が活性化されてしまい気道炎症が起こってしまいます。

これが気道にダメージを与えることで咳喘息になってしまうことを言います。

8週間以上も空咳の状態が続いていたり、呼吸は苦しくないけれど咳だけが長続きしている、咳止めを飲んでも改善できないなどの症状がある場合には咳喘息が疑われます。

気になることがあったら、すぐに医師に相談しましょう。

喘息と咳喘息の違いは?

咳喘息にかかると1か月以上空咳がつづきます。

ひどい場合には咳が1年以上続くこともあるようです。

喘息といえば、ぜいぜいと言った喘鳴や呼吸困難などが見られますが、このような症状は咳喘息にはありません。

また、発熱や痰などの症状もありません。

夜中から明け方に激しい咳がでたり、寒暖差などによって咳が出やすいのも咳喘息の特徴と言えます。

また、喉がイガイガしたり、長話をした後に喉が乾いたりすることもあります。

咳の発作が激しい時には胸に痛みを感じたりすることもあります。

このような咳喘息は喘息の前段階ともいわれていて、咳喘息を放置すると本格的な喘息になる場合もありますので、早めの治療が大切です。

咳喘息の治療は、気管支拡張薬や吸入などで行います。

咳がある程度治まると咳喘息を診断して、ステロイド薬を使って治療します。

咳喘息はそのまま自然に治ることもありますが、放置して喘息に移行する可能性も高いのでしっかりと治療しましょう。

インフルエンザの治りかけの咳についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、インフルエンザの治りかけの咳はうつるのか、また原因についてご紹介しました。

インフルエンザの治りかけで咳が出るという事は、ウイルスを排出している証拠ですから、感染の可能性があることがわかりました。

また、さらに長続きする咳は咳喘息などの可能性があることもわかりました。

インフルエンザの症状が治まっても咳がのこっている場合には外出は控えて、あまり長続きする場合には早めに医師に相談しましょう。